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食害が多い年



今年はネズミや獣の食害が酷い。


いくら好きなことをやっていても、嫌だと思うようなことはでてくるので、それらを処理、受容する力を高めようと努めますが、それが次々に湧いてきすぎてしまうと、ついヤケクソになってしまいそうになります。



しかし一方で、自然って嘘っぽさが皆無で本当に良いなとも思います。



いままでは、育った後の農作物にしかちょっかいを出されたことはなかったのですが、今年は、トウモロコシやインゲン豆などを播いた後、種を食べられてしまうという被害が激発しました。



うちは豆類の種を播く時、鳥害を意識して不織布をべたがけすることが多いのですが、発芽後にすぐ外すので、基本ピン留めだけにしています。



ですので、裾が少し空いている状態になっています。



今まではそれでも不織布内に入られたことはなかったのですが、今年は2回も入られてしまい、かなりの量の種がスタートラインにすら立てずに食べられてしまいました。



来年は、ちょっと手間だけど不織布の裾をビチ留めするか… と考えましたが、育苗しちゃう方が楽かな??とも考えていて、現在悩み中です。



今まで直播きで大した手をかけなくてもなんなくいけていたという経験があるからか、新しく何かをしなくてはならないということに変な抵抗感が生まれています(笑)



最初からそうだったら、そんなことは気にしないのだろうということを考えると、過去の経験や体験にいつの間にか縛られ、感情の基礎のようなものを知らず知らずに定められてしまっていることを感じさせられています。



もちろん、その基礎ができたお陰で良い展開を生み出す判断につながることもあるのだろうと思いますので、抵抗感という素直な感情を、とことんポジティブなものとして捉えたいと思います。



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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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