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虫に感じる質量的な敗北感
お馴染みの小さなガの幼虫たちが今年も物凄い勢力で野菜を食べまくっています。
チョウ目は日本だけでも約4000~5000種類いるというデータがありますが、野菜栽培で本気で気になるのは数えられるくらいの数種類です。
しかし、有機農業をする上では、この数種類が恐ろしく手強いのです。
写真のヨトウガ中齢幼虫の個体を1gとして考えると(そんなにないか??)、僕の数万分の1くらいの体重しかない小さな小さな存在にすぎませんが、被覆なしの畑では、彼らは平気で数十万匹以上いそうな気がするので、時に質量的にも敗北感を覚えたりします。
畑仕事をしていると、「人は大きくて強い存在である」ということがほぼ勘違いだということに気づかされる機会がとても多くあります。
ありがたいことです。