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落花生が次々と枯れていく悲しみ


落花生が次々と枯れていきます。


ここ1週間だけで3割程なくなってしまったでしょうか。


白絹ではなく黒腐れでもなさそうですが、一体なんなんでしょう。


落花生栽培でここまで大きな被害を受けたのは就農以来初めての経験です。(獣以外で)

自家採取種のみが被害を受けていて、買い種は極めて生育順調なことから、種子の問題もあるのかな?? 


ちょっと前の連日続いた強烈な大雨や最近の酷暑の影響もあるのかな?? などとあれやこれや考えています。


いずれにせよ、今年は大幅に収量が減ることは確定です。


これ以上被害が拡大しないといいな〜。と祈るばかりです。


これでは、原因のよく分からない虫の被害に対し、お札を立てたり神頼みしていたような昔の農民となんら変りませんね(笑)


祈ることくらいしかできない己の無力さに、成長意欲や向上心が湧き上がります。

(江戸時代では、原因のよくわからない害虫の大発生は、「天災」や「たたり」として認識されていることも多かったようです。


その頃の農産物被害に対しての実対策は、お札を立てたり神頼みで駆除するという儀式的な方法が数多くとられていたようで、それらは明治に入っても極めて一般的で、地方によっては1950年代まで残っていたことも記録されているようです。)


参考書籍、害虫の誕生 ――虫からみた日本史 瀬戸口明久




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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