茎ブロッコリーがよく採れる
- kubozzzzz
- 2021年6月5日
- 読了時間: 2分

今年は茎ブロッコリーがよく採れています。
昨年、全体の半分以上が小さい株の状態で抽苔してしまうという結果に猛省したということもあり、とても嬉しく思っています。
(「昨年のBlog」 に、昨年失敗した時のことが書いてありますので、一応リンクを貼っておきます。ブロッコリーの花芽分化についてのことも簡単に書いてあります。)
失敗は、より良い結果を生み出してくれるドライバ的な役割を担ってくれるということを再確認しています。
もちろん、最初から失敗なくうまくできるのであればそれに越したことはないと思いますが、経験上、失敗や遠回りや困難が好結果にむけての素敵な教師となってくれることが多いと感じますので、充実した成長を考えた時に、失敗や周り道は欠かせないものなのだろうと考えています。
発明家のワットの語った言葉に「機械技術分野にいちばん必要なのは挫折の歴史である、私はヘマな失敗例を集めた書物がほしい」という言葉があると言われていますが、僕はその考えがとても好きで影響を受けていますので、自分の失敗はなるべく振り返ることができるようにストックしておくようにしています。
自分のメモや日記、Blogなどを見返すと、しょうもない失敗ばかりで苦笑の連続ではありますが、自分のヘマを見返して受け止めている時間って、決してネガティブなものではなく、とても生産的で有意義な時間です。
※今年の茎ブロッコリーは今までの農業歴の中でも最もよく採れています。
管理方法でいつもと変わったことと言えば、昨年の失敗を教訓に、今までで最も遅く作付けをしたということくらいですが(2月下旬くらい)、正直、この作付けスケジュール変更によって大きく収量が変わっているとは思っていません。
最も遅いと言っても、10日くらいしか変わりませんしね。
それ以外にも特に大きく変わった管理法を取り入れた訳でもないことから、終了アップの主な理由を上げるのであれば、管理的なものというよりは、土の状態に安定感がでてきたということに尽きると思っています。
今回は遅めに作付けたこともあり、定植後のビニールトンネルありの型とビニールトンネルなしの型の両方を試してみたのですが、ビニトンなしの方も抽苔せずに、収穫時期もビニトンありの方とそこまで大きく変わらなかったことから、来年からは、遅めに作付けて全てビニトンなしの型にしようと思います。
(今までは、抽苔不安となるべく早めに採りたいことから、ビニトン有りを基本としていました)
毎年毎年、学びがありますね。