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神奈川県育成の品種、「湘白」



神奈川県育成の品種、「湘白」、ドンドコ採り始めています。


湘白は、普通品種より根も葉も大きくなりやすく、裂根しやすいので、株間を狭めにしてなるべくコンパクトに育てたい品種です。


写真の右側の大きい方が、株間25cm程度、左側の小さい方が同株間で一ヶ所2本立ちです。

こういう品種は、2本立ちの利点が特に高いように思います。


過去、栽培コントロールがうまくいかず、割れすぎてしまった経験があるので、それ以降、あまり大量に仕込まないようにしていました。


しかし、最近は色々と余裕がでてきたので、来年はもっと栽培量を増やしてみようと思っています。


何しろ、とても美味しい品種なので。



以下、神奈川県HPより 湘白の紹介


三浦ダイコンは、煮大根やなますで食味の良いことが知られていますが、収穫に労力がかかることなどから現在、神奈川県内でも生産量は限られています。そこで、食味が良いことに加え、現在主流の青首ダイコンと同様、総太りの形状で収穫がしやすく、調理がしやすい白首ダイコン品種の育成をめざしました。

まず、肉質柔軟で煮食に適した秋づまり系のダイコン品種’大蔵’(おおくら)と、県内生産者野路稔氏の父・重丸氏が三浦ダイコンの都系から育成した、肉色が純白で多汁質なダイコン品種’晩野路’(おくのじ)を交配し、食味の良い系統を野路稔氏と共同で育成しました。これを花粉親とし、県内種苗会社である横浜植木株式会社の所持する系統と交配し、一代交雑手法を用いて、先端から首部までまっすぐな総太りの形状で、生食で甘みが強く、加熱調理で煮崩れることの少ない’湘白’が誕生しました。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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