畑仕事のままならなさをショーペンハウアーのロジックに当てはめる。
今日は1日雨予報でしたので、できることが少なくなりそうだと覚悟していましたが、日中はお天気もちましたので、種まき、植え付け仕事をかなり進めることができました。
僕の仕事は、お天気に左右されすぎてままならなくなることも多いですが、その一方で、お天気が自分の思っていた以上に良い方向にむくことにより、相対的に喜びが高まることも多いです。
そのような変化の中で仕事をすることが大前提であることから、思い通りにならないことにも豊かさを感じ続けられるのだろうと思いますし、自分の選んでいる、圧倒的にままならないことの多い農業手法に対しても、「やっぱりいいな」と思い続けられるのだろうと思っています。
ショーペンハウアーのロジックを当てはめてみるのであれば
「満足や幸福は、なんらかの苦痛やなんらかの困窮からの解放という意味以上のものではありえない。」
という感じでしょうか。
と、そんな話はさておき、サツマイモも今日で全て植えきることができました。
今年は、沢山の人に植え付けの事前準備を手伝っていただきましたので、あっという間に植え付けを終えることができました。
5月中に植えきったのは就農以来初めてのことです。
「段取り8分、仕事2分」という言葉が身に沁みています。
ありがたいことです。