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悩みのほとんどは、目の前にある現実を拒むことから生じるもの



そろそろ里芋や生姜を掘り上げる時期です。


この季節は畑にサツマイモや落花生などもありますから、急激に掘り起こしアクションが増える季節です。


私は掘り起こし仕事が得意な方ですから、今から腕がなります。


例年通りいけば、ゴボウも収穫時期に入っている筈ですが、今年はうまく作れませんでした。(超大雨後の湿害がひどかったです)


来年は強烈な大雨が降っても大丈夫なように、植え付ける場所を工夫したり、畝作りを見直したりします。


露地栽培はその特性上、気候による影響が大きいですが、その影響を小さく抑えられる術や道具は沢山用意されています。


気候や栽培条件は年によっても変化するので一様ではありませんが、同じ悲劇を繰り返さないための対策方法やアイデアは失敗経験から数多く生まれてきます。


うちみたいな小さな農園が農業を続けられているのも、失敗経験を腐らずに蓄積し続けてこられたおかげであることは間違いなさそうですので、上手く作れなかったという苦しみも特別な味わいがあるものです。


まぁ、最初から上手くできちゃうのが1番いいんでしょうけれど.....。

私は不器用なもので、一撃で上手くできることが人一倍少ないような気がします(笑)


サイゼリア創業者の正垣泰彦さんの著作、「サイゼリアの法則」の中で


悩みのほとんどは、目の前にある現実を拒むことから生じるものだ。悩みを解決したいなら、「今、目の前にあるものが最高!」という考えに変えるだけでいい。悩むことでエネルギーをロスしないので、冴えた頭と、落ち着いた温かい心、よく動く堂々とした体で、1歩2歩と歩みを進めることができるからだ。


というようなことが書いてありますが、この感覚、とても好きなのでよく思い出します。


我が家はたまにサイゼリアに行くことがありますが、その時も必ず思い出します(笑)




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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
​同じような栽培方法に取り組まれている方々にとって、当園Blogが何かの参考になれたとしたら、それはとても嬉しいことです。
 

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