強要的なヴィーガニズムは全く理解できないけれど、それが、文化や嗜好、個人の選択としてのものであれば心から尊重したい。
新しくうちの野菜を使ってくださるお店の紹介をさせていただきます。
東京世田谷区奥沢にある、ヴィーガンメニューの提供を主軸に運営されているCafe & Bar Fonte というお店です。
オーナーは、うちの畑にも定期的にご来園いただいていて、僕の農業の手法や考え方にも理解を示してくださっている方です。
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素材のことをとても丁寧に考えられている方ですので、この度、野菜を使用していただけることをとても嬉しく思っています。
うちの野菜共々、fonteの応援もどうぞよろしくお願いいたします。
■僕のヴィーガンに対しての考えを簡単に。
まず大前提として、僕は野菜をとても美味しいものだと思っていますので、野菜を主役にしたお店が一つの選択肢として社会に存在していることには大きな喜びを感じます。
しかし、だからといって、ヴィーガンという概念を魅力的に思っているかといえば、別にそういう訳でもありません。
以前にもBlogで書いたことがありますが、僕はヴィーガンではありませんし、なりたいとも思っていません。
また、過剰に信仰化されすぎたものや強要的なヴィーガニズムは全く理解できないので、そういうものがもてはやされる風潮があまり助長されないとよいなと思っています。
ただその一方で、別にそれ自体に否定的な思いを持っている訳でもありませんし、文化や嗜好、個人の選択としてのものであれば、心から尊重したいと思っています。
なぜならば、異文化や個人の自由な選択が許容されやすい社会は、とても豊かなものだと思うからです。