友人家族のお手伝い
先日、いつも仲良くしてもらっている友人家族が農園のお手伝いにやってきてくれました。
農園HP内の、手法や思いをまとめた「Styleページ」にも書いてあり、ちょいちょいBlogでも書いていますが、僕らの理想とする生産者と消費者の関係は、「作る人と食べる人が顔を合わせて話すことができ、そこには互いの信頼関係が存在し、互いが相手のことを思いながら作ったり食べたりできる関係」です。
今回は、うちのお野菜を何度も食べてもらっているご家族ということもあり、畑の様子を見てもらい、畑仕事に直接触れてもらえたことで、上記の理想とする関係に近いものを感じることができ、とても嬉しかったです。
効率よく生産性を高めるための方法を考えたり、より多くのお客さんや利益をハングリーに追い求めることも 経営を継続するにあたり とても重要なことなのかもしれませんが、僕はそういうことを考えるのはどちらかというとあまり好きではないので、いつもそういうことから目を背けがちです(笑)
それよりも、いつもうちのお野菜を食べてくれている方や気心しれた仲間たちが、うちの田畑の風景や仕事に直接触れ、農の仕事や農産物自体に新しい価値を感じてもらえるようなきっかけを作る仕事に精を出したり、目や思いの行き届く範囲で、一人一人のお客さんと丁寧に接していくことに力を尽くしていたいと思っています。
ですので、今回のような密なやり取りの機会をいただけるのは、もう最高ですね♪
また、子供が「まだこんなにあるの~」とか言いながらも、なんだかんだでしっかりと手伝いをしてくれている姿や、土とのご縁の少ない友人が畑で土と触れ合い、野良仕事を手伝ってくれている姿を見ることができたことで、ただ農産物を届けるだけでは味わうことのできない価値を感じさせてもらいました。
そういう瞬間をこれからももっと沢山見ていきたいですし、お野菜と一緒に、そういうものも育てていきたいなーと心から思いました。
自分の理想や求めているものを、また一つ理解できたような気がした1日でした。
とても充実した幸せな1日を、どうもありがとうございました。