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人は退屈に耐えられない生き物である


もう3週間以上、雨が降っていません。

今のままの予報通りにいくと、丸々1ヶ月降らない可能性もありそうです。


強烈な暑さも加わり、畑ではそれなりに影響がで始めてきていますが、仕方がないと頭で分かっているつもりでも、正直、精神的に負荷をかなり感じています。


しかし、自分でもよく分かりませんが、こういう強いストレスの中で「なにくそっ!!」とせっせと仕事に励み続けることで、充実感や満足感に近い感情を覚えたりもしているので不思議なものだな~と思っています。


表面的には、ストレスを潰したいと思っている一方で、裏側では、知らず知らず負荷やストレスを求めている自分がいる??


いずれにせよ、思い悩んでいるようで、ライフゲージにまだまだ余裕があるのだろうと思います。


17世紀の思想家パスカルが



「人間は退屈に耐えられない生き物で、それを克服するためには、熱中、没頭できるような気晴らしを見つけ、自分が追い求めるものの中に本当の幸福があると思い込ませ、自分を騙し続ける必要がある」



というような、現代の人間にも当てはめられそうな凄まじい皮肉を述べていますが、人間が、熱中、没頭するためには、ある程度の難易度や負荷が必要なようで…



ストレスに燃えながら、そのことを思い出しています。



今年はゴボウの種をとろうと思っています。

こういう、一見面倒に感じるようなことに美を感じたりするのも、もしかしたら同じような理屈なのかもしれないな~と考えを巡らせていたら、アイデンティティークライシスに陥ってしまいそうな気がしてきて、おそろしくなってきました(笑)


何はともあれ、雨がほしいです。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
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