「半身萎凋病対策にはえひめAIで」…けれど効かず。
今年はなすの一発目が大不調です。
こんなに不調なのは就農初期以来かもしれません。
「僕はいつまで経っても本当に下手っぴだな~」と、自分の栽培テクニカルスキル不足を嘆いています。
まぁもちろん、こういう残念なことの積み重ねが、更なる成長のエンジンになることは間違いないのですが、だからと言って、楽観主義的な思考に持っていきすぎるのも少し違うというようなテンションだったりします。
なぜならば、流石に主要作物のナスの失敗は結構悔しいなと思いますし、皆さんにお届けできない申し訳なさみたいな感情も大きいからです。
しかし、なぜ大不調となってしまったのか??
まずはなんと言っても半身萎凋病の発生数の高さで、次にニジュウヤホシテントウ(葉や実を齧りまくる虫)の大発生といった所でしょうか。
半身萎凋病は今までそこまで気になったことはなかったので、一気に大問題化してしまったことにとても驚いています。
今まで作物残渣の刈り敷きを続けてきたことで病原菌が蓄積されすぎてしまったのか??(かなり長い間生き残れる菌のようですし)、苗床で一気に感染してしまったのか??、とあれこれ考えてみるものの、詳しいことはよく分かりません。
過去に「半身萎凋病に'えひめAI'(納豆と酵母とヨーグルトで作る発酵資材)が効果的」という記事を見た記憶がありましたので、その記事を探し出し、えひめAIを作ってナスに対して散布&株元投入してみるものの、逆にもっと状況が悪化したようにも見えなくもない…(苦笑)
なかなかうまくいかないもんですね。
お野菜栽培って本当に難しいなと思います。
ということで、今年はもしかしたらナスを全然お届けできなくなってしまう可能性もありますが、最近2番手を植えました(写真)ので、こちらに希みをかけたいと思います。
2番手はどうかうまく成長してくれますように。