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2本立ち大根







青首系の大根は、株間25~30センチくらいで、2本仕立てで育てるのが最近のマイブーム。

窮屈なくらいに互いの距離が近いのに、互いが互いの成長の邪魔をせず、支えあうようにのびのび過ごしている調和風景って、どんな生き物の世界だったとしてもやっぱりいいなーと思います。

僕は万物の調和というものにいつだって憧れているので、このようなものに教本的な価値を感じます。

人の社会って大量の矛盾や衝突の連続によって出来ているようなものだと思っているので、余計にそういうものに憧れるのかもしれません。

「大多数の人間が希望や利点や幸福を感じられるような均衡ってどんなんだろ??」というようなことをどんなに考えても僕には一生分かることはないでしょうが、どうにもならないような虚無感を感じながらも、これからもそんなことを考えながら日々を過ごしていくでしょうし、質の高い調和にずっと憧れ続けていくんだろうと思います。

2本立ち大根から考える、調和の質。

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■人の力と少しの道具で成り立つ、シンプル&ミニマムな農業をモットーに、農園を営んでおります。

当Blogの主な内容は、「久保寺農園の少量多品目野菜栽培記」や「生業としての不耕起、浅耕起型農業の実践記 & その栽培方法と考え方」になります。
​同じような栽培方法に取り組まれている方々にとって、当園Blogが何かの参考になれたとしたら、それはとても嬉しいことです。
 

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